電話でのお問い合わせはTEL.0742-22-7374
〒630-8306 奈良県奈良市紀寺町395-1
近頃ピアノが脳にいい、頭が良くなるとテレビやマスコミで話題ですが
その理由は・・・?
両手を複雑に使うピアノ演奏。「考えながら指を動かし」「楽譜を先読みし」
「曲のストーリーに沿って暗記する」
ピアノが上手な子の脳はワーキングメモリーと呼ばれる記憶に関する情報を
一時的に脳内に保ちながら、
演奏時に両手のコントロールをする事によって
@楽譜を目で見て
A脳がその情報を理解して身体各部に指令を出し
B指をコントロールして左右バラバラな運動で鍵盤を弾き
Cイメージどおりの音になっているか耳で確かめつつ
ピアノを弾くという行動は
この4つの動作の流れを瞬間的に連続して行っています。
右脳は感覚をつかさどり、情報処理が遅めなのに対し、
左脳は論理をつかさどり、情報処理も早いのです。
右脳ですばやく指先に運動の指令を下すという
脳に高度な指令を出す運動なのです。
ピアノを弾く事が脳に良い理由とは?
1.「両手を複雑に動かす」
「指を使うと、脳細胞が刺激されて脳が活性化する」というさまざまな研究が、
国内外の脳科学者から発表されてきました。
「指に考えさせる」と脳は賢くなる
脳は、運動機能をつかさどる部分と学習機能をつかさどる部分に分かれているので、
ただ単に指を動かせば良いというものではないわけです。
指を動かしながら同時に頭で考えることで、効率よく脳を鍛えることが可能です。
先を読むといえばピアノでは譜読みの力がそうだと思います。
一度見たものを記憶化して、その記憶から情報を引き出し
その情報に従って指を動かします。
しかも、両手の運動により記憶をアウトプットさせて行く作業です。
演奏中の目は、指で弾いている箇所より先へ先へと譜面を追っていきます。
つまり先読みしながら弾きます。これもワーキングメモリを使う作業です。
ピアノには暗譜という楽譜を記憶する高度な作業があります。
発表会では、基本的に全員暗譜で演奏します。
この暗譜の訓練が、すべての勉強に必要な暗記力を鍛えます。
頭のいい子達は、暗記も得意です。
これはできるだけ短い時間で記憶するコツを知っているから得意なのです。
ただ単に暗記するのではなく、暗譜という作業は楽譜を視覚的に捉えて
構造を把握しながら暗記するので脳に高度な刺激を与える作業になります。
IQが上がる?
幼少のころから音楽を学び、楽譜を初見で読めるように訓練された子どもは、
知能の面においても偏差値が標準をかなり上回る傾向になることは
以前からよく知られていて
実際に数々のデータから、絶対音感や初見で読む訓練によって
IQを10ポイント以上上げられる事実が明らかになっている
これらの事に加えて、お稽古に対するに対する集中力・練習を繰り返し行う忍耐力・
楽譜から情音のイメージを掴む想像力・イメージした音を指に乗せる表現力・
暗譜するための記憶力・1曲を作り上げる事への達成感・
舞台の上で自己表現をする積極性が育まれますし、
それらの事を乗り越えた先に一般的な能力・問題を解決して行くための力・運動能力・言語能力等が高まります。
ピアノのというお稽古事が脳にはこれほど有効なのですが
ただし、これらの事を学校の勉強に応用して「毎日コツコツと努力を積み重ねる事」
が出来れば…です。
努力した事に反映して確実にピアノも上達しますし、頭も良くなって行くと思われます。
またそれだけではなく、ピアノを習い音楽と触れ合う事によって
大人もこどもも明るく、優しく、感受性豊かな人間へと成長します。
これらの事を叶える事ができるようになるために
楽譜を自力できちんとその仕組みを理解して読むことができるようにする事
正しく脱力された自然な指の形で打鍵をする事ができるように指導いたします。
ゆっくりと学校のお勉強のお助けになるようにレッスンするのも良し
本格的にクラシックの音楽を弾きこなす事ができるように頑張る事も
「エリーゼのために」「トルコ行進曲」「子犬のワルツ」のような
憧れの1曲に到達するために頑張ってみる事も
全て応援いたします。
体験レッスンについてお知りになりたい方は こちら をお読み下さい
ピアノレッスン料金については こちら